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ウガンダ
洪水頻発地での保健衛生リスク軽減事業

ウガンダ共和国西部にある、洪水頻発地のカセセ県カルサンダラ準郡(人口約1万3千人)にて、村や学校を中心としたコミュニティが災害に準備、対応する能力を高める事業を行いました。

2016年活動報告

洪水頻発地における保健衛生リスク軽減事業

サラヤ100万人の手洗いプロジェクトの活動地でもある「ウガンダ」。2010年より、アラウ.製品の売り上げの一部で「セーブ・ザ・チルドレン」を通じて、ウガンダの難民の子どもと家族を対象にした保健と衛生活動をサポートしてまいりました。

2015年度に引き続き、2016年度は地域の防災体制を通じて、1年目に導入した住民参加型の活動の定着・浸透を図るとともに、災害被害を減らすための減災活動、そして防ぎえない気候変更・災害への適応を促す活動を実施しています。

減災活動
(洪水発生リスク、洪水被害を緩和するための河川流域管理活動支援)

1.河川の清掃

住民が河床に溜まった泥や流木を取り除く、定期的な河川の清掃活動を開始しました。


2.コミュニティによる河道強化・修正工事

資器材の提供と住民への技術指導を通じて、住民が曲がってしまった河川を直線的に繋げるための工事を行えるよう、支援しました。


3.コミュニティ活動・啓発

危険度の高い川岸における耕作を避けるよう啓発を行うとともに、耕作可能な区域の特定や準郡行政による条例化を促進。川岸に草木を育てることで護岸も進めました。

適応活動
(災害や気候変動に生活・生業を適応させるための農業支援)

1.モデル農家グループへの新しい農法の導入

長期化する乾季対策として、川沿いの村に小規模灌漑(かんがい)を導入。また、植え付けの方法を効率的にするなど、収穫量を上げるための農法を導入しました。




2.学校での菜園活動

生徒自身が体験を通じて知識や理解を得る場であることに加え、保護者らの活動参加や地域住民に向けた見学会などを通じて、導入農法のショーケースの場としても機能していきます。


2015年度事業にて導入した浄水器のフォローアップ活動


  1. 使用状況のモニタリング
  2. 保健衛生・浄水器に関する再研修
  3. 水と浄水器に関する調査

2016年活動レポート(1.7MB)

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