赤ちゃんの衣類洗剤は成分表示をチェック!本当に良いものを選ぶポイントとは?【小児科医×ママ座談会】
赤ちゃんの衣類やタオルの洗濯洗剤をどう選んでいますか?無添加という表記で選ぶママは多いと思いますが、ほかにチェックすべきことはあるのでしょうか。今回の記事では、小児科医とママたちが赤ちゃんの洗濯洗剤について座談会を行いました。
座談会参加者
赤ちゃんの洗濯洗剤、どう選んでる?
赤ちゃんの肌に直接触れる衣類やタオルは、素材に気をつけて選ぶと思います。では、それらを洗う洗剤は、どう選べばいいのでしょうか。
ヨシダさん
「赤ちゃんの衣類洗剤をどんな基準で選べばいいのか迷ってしまいます」
赤ちゃんの肌はとてもデリケート
オオシマさん
「自分もあまり肌が強いほうではないので、生まれてくる赤ちゃんのためにちゃんと選びたいです。そもそも赤ちゃんの肌はなぜ弱いのですか?」
保科先生
「生後数週間で、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいたときに包まれていた膜のようなものがとれてきます。
その後生後1ヶ月くらいすると、お母さんからのホルモンの影響で皮脂分泌が増加しベタつきやすくなりますが、3ヶ月をすぎると分泌される皮脂量が低下します。
生後4ヶ月くらいになると、皮脂量は大人の約3分の1程度に減ってしまいます。赤ちゃんの皮膚は大人に比べて薄く、皮膚を覆ってくれるものが少ない=皮膚のバリア機能が低いということです。保てる水分量も少なくなるので、皮膚が乾燥しがちになります。そのため外からの刺激を受けやすくなります」
オオシマさん
「赤ちゃんの肌はうるおっているように見えるけれど、実はとてもデリケートなんですね」
赤ちゃんは汗をかきやすく、うるおいを保つことが重要
保科先生
「小さな赤ちゃんの体にも大人と同じ数の汗腺があるので、皮膚の面積を考えると大人より2~3倍も汗をかきやすいです。
大人の皮膚は弱酸性に近いですが、赤ちゃんの皮膚は中性に近い状態なので、皮膚に細菌がつきやすい状態になっています。
そのため、赤ちゃんの皮膚を清潔に保つこと、保湿剤などでうるおいを保つことがとても大切です」
ヨシダさん
「うちの子、とても汗っかきで吐き戻しもするので、1日に4、5回は着替えています。
洗濯洗剤は肌に刺激が少なそうなものを選びたくて、アラウ.ベビーを使っています」
「アラウ.ベビー 洗たくせっけん」が選ばれる理由
ヨシダさんも使用している「アラウ.ベビー 洗たくせっけん」は、合成界面活性剤は無配合で植物性洗浄成分100%の無添加せっけんです。
合成洗剤に劣らない確かな洗浄力と柔軟剤なしでもふっくら柔らかに仕上がることで、多くのママの支持を集めています。
洗浄剤の老舗メーカーがこだわって作った「洗たくせっけん」
「アラウ.ベビー 洗たくせっけん」を作っているのは、70年以上プロ用の洗浄剤を作り続けているサラヤ株式会社です。
せっけんも洗剤も両方作っているサラヤだからこそ「赤ちゃん用の衣類には合成洗剤より、せっけんの方が適している」ということから、「アラウ.ベビー」が生まれました。
「アラウ.ベビー 洗たくせっけん」なら、柔軟剤なしでも衣類やタオルをやさしく洗い上げ、繊維本来のふっくら感と吸水性を取り戻します。
赤ちゃんの肌を考えたこだわりの無添加
無添加と表記されていても、それぞれの洗剤によって成分は異なります。
たとえば「合成着色料」が入っていないだけでも「無添加」といえてしまうので、他の合成添加物が含まれていることもあります。
その基準はメーカーによって異なるのですが、サラヤの「アラウ.ベビー 洗たくせっけん」には合成界面活性剤をはじめ、合成香料、着色料、蛍光剤など気になる成分は入っていません。
無添加、天然ハーブだからママも安心
実際に「アラウ.ベビー 洗たくせっけん」を使っているヨシダさんに使用感について聞いてみました。
ヨシダさん
「うちは、長女が赤ちゃんのときから使っています。
最初は、どこの赤ちゃん用品売り場にも「アラウ.ベビー 洗たくせっけん」があるので信頼されているブランドなのかなと思って購入しました。実際に使ってみてその通りだと感じました。
今は長男の衣類の洗濯にも使っています。香りもとても自然で、おひさまみたいなにおいが好きです」
毎日の洗濯で使うものだから、ママが安心して使えるものを選びたいですよね。
赤ちゃんの肌にやさしい製品の選び方と使い方
実際に店頭などで赤ちゃんの製品を選ぶとき、どのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。
なにが無添加なのかをしっかり確認
オオシマさん
「育児雑誌などを見ていると赤ちゃんの製品がたくさんありすぎて、どれを選べばよいかわかりません。まわりのママは「無添加」「オーガニック」などの表示で選んでいるようですが.…」
保科先生
「無添加と表示されていても、裏面で成分をチェックすると添加物が入っていることがあります。
せっけんやボディソープなど肌に直接触れるものは、できるだけ赤ちゃんの肌に残らない成分が入っているものを選びましょう。
使用後に肌に残らないようにしっかり落とすことも大切です」
赤ちゃん用洗濯洗剤は何歳まで?
ヨシダさん
「長女は2歳ですが、もう大人用の洗濯洗剤で洗っています。一般的には、何歳まで赤ちゃん用の洗濯洗剤を使うべきなのでしょうか?」
保科先生
「子どもによって、肌の強さは違いますので、一概には言えません。一般的には子どもの皮膚のバリア機能ができあがるのは3歳くらいと言われていますので、肌が弱い傾向になるなど心配な方は3歳くらいまでは気にかけてあげてもよいかもしれません」
まずは試しに使って納得した製品を導入してみて
ヨシダさん
「たしかに、長女は肌トラブルが少なかったのですが、長男はおむつかぶれしやすかったりして、姉弟でもずいぶん肌質がちがうんだなと感じます」
保科先生
「肌質には個人差があるので、無添加や敏感肌用と表示されていても、子どもによって合う・合わないがあります。
なにもケアしなくても肌トラブルのない子もいますし、洋服の繊維が変わるだけで湿疹になりやすい子もいます。
まずはお母さんがいいと思うものを試しに使ってみて、様子を見てあげてください」
赤ちゃんの肌は「洗う」「うるおす」「包む」でケアを。
赤ちゃんの肌はとてもデリケートだからこそ、大切に守ってあげたいですよね。赤ちゃんのスキンケアは洗うこと、保湿することだけではありません。実際に肌に触れる衣類やタオルのお洗濯もスキンケアの1つです。
衣類やタオルなど赤ちゃんの肌に直接触れるものを洗うときは、できるだけ肌トラブルの可能性が低いものを選びましょう。
赤ちゃんの肌のことを考えて作られた「アラウ.ベビー 洗たくせっけん」なら、ママやパパも安心して使えるのではないでしょうか。
ぜひ一度、試してみてくださいね。
※感染症対策を行った上で、取材・撮影を行っています。
※写真撮影時のみマスクを外しています。
記事制作:KIDSNA STYLE